地域医療連携パスについて

PEG地域医療連携パス運用マニュアル

基本的な考え方

1.目的
PEG地域連携パス(以下、当連携パス)は、胃瘻患者と家族が「適正で安全な胃瘻管理」をするために、 地域の胃瘻に関わる医療機関・施設が連携するためのツールです。

2.対象
当連携パスに参加される施設において胃瘻造設・交換を行った全ての胃瘻患者です。
バリアンスの発生などによりパスを逸脱した場合は終了となります。

3.留意点
当連携パスは、全ての関連する医療従事者及び介護・福祉関係者が内容を理解し、記載することが可能で、 連携に当たって必要な情報が得られることを目標としています。当連携パスの不足する情報については、各医療機関・施設で既に運用されている診療情報提供書や経過報告書等を添付する方法をとってください。

各シートの記載方法

[ PEG造設 ]

 胃瘻造設用診療情報提供書
  • 胃瘻造設に関する患者基本情報を記載するシートです。
  • 当連携パス運用開始時に、依頼施設の担当者が記載してください。
  • 希望するカテーテルがある場合は商品名をご記入ください。
  • 抗凝固剤服用の有無は必ずご記入ください。
  • 造設病院へ記載済み胃瘻造設用診療情報提供書と保険情報をFAXし、造設依頼となります。
  • 外来受診は水・木・金曜日の11時30分です。
    ご希望日もしくはご希望の曜日がありましたら、「その他特記事項」欄にご記入ください。
  • このシートは依頼施設の看護要約を兼ねております。
 手術・麻酔・治療・検査説明書
  • 造設病院で外来受診時、担当医より家族へ説明後、同意書欄に署名していただきます。
 胃ろう造設術を受けられる患者様へ(患者用パス用紙)
  • 造設病院で入院時、患者・家族にシートを渡し、退院までの流れを説明します。
 胃瘻造設術クリニカルパス(医療者用)
  • 「手術決定日(外来受診日)」の指示を遵守してください。
  • 原則として入院翌日にPEG造設、造設後6日目に抜糸、造設後7日目に退院の予定です。
  • 在宅の場合は、「病状が安定し、患者または家族が胃瘻と栄養の管理が在宅で実施出来るようになったら退院」となります。
    必要に応じてサービス担当者会議を開催します。
  • 退院時にパス用紙(写)を看護要約として家族に手渡します。特記すべき情報がある場合には別紙添付します。
 PEG地域連携パス バリアンスコード表
  • バリアンスはクリニカルパスの有無にチェックします。
  • 『 有 』の場合はコードを記入してください。
         例:患者が自己抜去してしまった ⇒ 「 A-2-a 」
 胃ろうケアガイド
  • 造設病院が退院指導する際に使用します。
  • パンフレット最終項「1.はじめて胃ろうカテーテルを入れた日」欄 と「4.緊急時の連絡先」欄に必要事項 を記載します。
  • 退院時患者・家族に『胃ろうケアガイド』を手渡します。以後交換毎に持参していただきます。

[ PEG交換 ]

 胃ろう交換のご案内  胃瘻交換用診療情報提供書
  • 交換を希望する家族は主治医に『胃瘻交換用診療情報提供書』を提出します。
  • 希望するカテーテルがある場合は商品名をご記入ください。
  • 入院か外来か対応方法を選択してください。胃瘻交換は月・火・木曜日に実施しております。
    ご希望日もしくはご希望の曜日がありましたらその旨をご記入ください。
  • 交換病院へ記載済み胃瘻交換用診療情報提供書をFAXし、交換依頼となります。
 胃ろう交換説明同意書
  • 交換病院で担当医より患者・家族に説明し署名していただきます。
 胃瘻交換クリニカルパス(医療者用)
  • 交換当日の朝の注入は中止です。
  • 入院・外来ともに午前10:30までに来院、11:00頃交換の予定です。
  • 1-『外来対応の場合』
    事前に紹介元病院へパス用紙を郵送いたしますので、左欄「紹介元病院」の注入中止及び観察記録欄をご記入後、胃瘻交換用診療情報提供書の原本と併せ家族に交換病院へ持参するよう手渡してください。
    担当医より交換後の説明を受けた後、会計を済ませて帰宅となります。
    帰宅後、紹介元病院主治医より注入再開の指示を受け実施してください。 外来のご案内
    2-『入院対応の場合』
    交換後、当日の昼・夕及び翌日の朝 計3回の注入状況を確認し、担当医診察後に退院となります。  入院のご案内
  • 退院時(外来の場合は会計時)にパス用紙(写)を看護要約として家族に手渡します。特記すべき情報がある場合には別紙添付します。
 PEG地域連携パス バリアンスコード表
  • バリアンスはクリニカルパスの有無にチェックします。
  • 『 有 』の場合はコードを記入してください。
         例:患者が自己抜去してしまった ⇒ 「 A-2-a 」
 胃ろうケアガイド
  • 『胃ろうケアガイド』をお持ちの患者は入院時に持参していただきます。
  • パンフレット最終項「2.カテーテル交換日とカテーテルの種類」欄に必要事項を記載します。
  • 退院時患者・家族に『胃ろうケアガイド』を手渡します。

流れ図

別紙参照してください。

2011.12.浜松南病院改定


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